株式投資において企業の変化に気づくにはどうすればよいのか?

 

株価の半分はクオカードでできています

By 優待新設で時価総額が2倍になりました

 

 

投資の勉強 

 

先日、投資の勉強を真剣に行うという記事を書きました。

語学勉強を辞めて投資と真剣に向き合うことにした - セミリタイア生活の綴り Blog

 

 

「投資の勉強って何するんですか?」と聞かれたりするのですが、基本的に何かを読んでいます。適時開示情報だったり雑誌だったり本だったり四季報だったりTwitterだったりブログだったりとさまざまです。

 

銘柄の見つけ方ですが、勝ち組投資家のTwitterやブログを参考にしています。これだけでもう他力本願になっていて投資家と名乗って良いのかわからないのですが、大事なお金がかかっているので儲けにいかなくてはなりません。

 

今日は利益の源泉の1つである「変化」に気づく方法について書きたいと思います。

 

 

個別企業に近い情報と遠い情報

 

新聞や雑誌を読んでも投資で儲けられないことが多いのですが、その理由は「変化」に気づくのが難しいからだと思います。雑誌や新聞は対象がどうしても大きくなるので(例:世界経済は?日本経済は?業界は?など)、得た情報を個別企業に結びつけるにはかなりのセンスが必要です。当然ですが、他人が気づいていない変化に気づかなくてはなりません。

 

四季報だと少し個別企業に近づきます。ですが、一番はやはり適時開示情報になるでしょう。IRセミナーや株主総会も良さげですが、私は参加したことがありません。

 

適時開示情報は個別企業そのものの動向になるので、読むことは価値があると思います。問題は毎日かなりの量が開示されるので、継続が難しいことです。だからこそ優位性はあります。

 

片山さんの言葉を引用します。

 

注目するのは売上高と営業利益です。純粋に成長しているかどうかですね。PER(株価収益率)が何倍、というのはあくまで現在の話で、誰でも分かるので付加価値はありません。大事なのは、いまはこうだけど来年、再来年、3年後にはどうなるか、という点です。成長性の高さ、事業のポテンシャルから割安かどうかを判断します。決算の数字を見て、そこに書いてある以上のことを読み取るんです。たとえば、それまで成長していなかった企業がある四半期でぴょこっと10%伸びていたら、「何が起こったんだろう」と探ります。そうすると、新しい研究開発の成果が出始めたとか、前の年に強烈なリストラをやってコストダウンした結果、利益率が改善し始めたとか、必ず理由が見つかります。それが今回限りなのか、そのまま続いていくのか、続くとすれば成長の角度がゆるやかなのか急なのか……そこが、投資家の腕が問われるところです。

 

 

 

 

株価と出来高から判断

 

地道に情報を集めるほかに、テクニカル分析を頼りにして変化に気づく方法があります。ファンダメンタルズに変化が生じれば、それを受けて株価に反映されるからです。

 

株価が新高値をつけた銘柄、もしくは割安株(たとえばネットネット株)にトレンドが発生したときに調査に入ることになります。地合いが良いときには対象銘柄が多くなるので手間がかかります。

 

順張り投資になるので高値で買って儲かるのかどうかが不安になるところですが、儲けられるようです。むしろ上昇速度は高値になるほど加速していくので、資金効率にも優れた方法だといえます。

 

 

 

 

 

 

順番を単純化すると、

 

ファンダメンタリストがいち早く変化に気づいて買う(売る)

株価に現れる

テクニカルアナリスト・テクノファンダメンタリストが変化に気づいて買う(売る)

 

ということになります。

 

 

また、真面目に相場に向き合っている人に怒られそうですが、凄腕投資家が保有している銘柄が新高値をつけたところで買いにいくのは、少ない労力で儲けられる1つの方法だと最近思っています。