セミリタイア企業の紹介その5【日清紡HD(3105)】。多様化を図る繊維会社
私は、配当金収入や不動産の賃貸収入が多い利益構造の企業を、
セミリタイア企業
と名づけました。
本日は、日清紡HD(3105)を紹介します。
企業概要
日清紡ホールディングス株式会社、証券コード3105。設立は、1907年。
東京都中央区日本橋人形町に本社を構える日本の持株会社。「環境カンパニー」を目標に掲げ、環境・エネルギー分野へ事業シフトを進めている。エレクトロニクス、繊維、自動車ブレーキ、メカトロニクス等の多分野の企業を包括する。
利益構造
日清紡のセグメントは、「繊維」、「ブレーキ」、「紙製品」、「精密機器」、「化学品」、「エレクトロニクス」、「不動産」と多岐にわたっています。
不動産事業とそれ以外に分けて、セグメント利益を見てみましょう。
不動産事業の利益がボコボコしているのが気になりますが、
日清紡にとって不動産事業は核の事業といえるでしょう。
バリュエーション
Yahooファイナンスより、日清紡HD(3105)のバリュエーションを見てみます。
15年2月16日終値です。
株価 : 1,189円
配当利回り : 1.26%(年間15円)
PER : 20.66倍
PBR : 0.82倍
優待 : あり。保有株数に応じて自社製品。
優待はティッシュやトイレットペーパーなどの生活必需品がもらえます。
現金換算でよいでしょう。
しかし、利回りが低いですね。