セミリタイア企業の紹介その6【横浜丸魚(8045)】。横浜銀行からの配当金は毎年大漁!
私は、配当金収入や不動産の賃貸収入が多い利益構造の企業を、
セミリタイア企業
と名づけました。
本日は、横浜丸魚(8045)を紹介します。
企業概要
横浜丸魚株式会社、証券コード8045。設立は、1947年。
神奈川県横浜市神奈川区に本社を置き、水産物の卸売および加工を行う企業。
利益構造
横浜丸魚のセグメントは、「水産物卸売」、「水産物販売」、「不動産」に分かれています。
横浜丸魚の特徴は、有価証券を多く保有していることです。
ですから、受取配当金が多い利益構造になっています。
以前紹介した岩塚製菓(2221)と同じですね。
セグメント利益を不動産事業とそれ以外に分け、受取配当金を加味してみましょう。
本業の水産物の事業が09年〜11年は大赤字で芳しくないこと、そして、多額の受取配当金が事業を支えていることがわかります。
12年と13年は、本業の水産物事業も黒字となっていますね。
バリュエーション
Yahooファイナンスより、横浜丸魚(8045)のバリュエーションを見てみます。
15年2月18日終値です。
株価 : 530円
配当利回り : 1.89%(年間10円)
PER : 15.62倍
PBR : 0.30倍
優待 : なし。
安いですね。
横浜丸魚が保有している有価証券の上位5銘柄を挙げると、
横浜銀行 : 11、140、000株
横浜冷凍 : 80、8000株
マルハニチロHD : 1、236、000株
岡三証券グループ : 200,000株
ニチレイ : 250,000株
となっています。
横浜丸魚の発行済株式数は7、261、706株です。
毎年、横浜銀行から多額の配当金を受けっています。
多くの有価証券に加えて、稼げる不動産を持っていることも良い点だと思います。