仕事が嫌いなサラリーマンで回る社会。仕事が好きという結論に達する。嫌よ嫌よも好きのうち
私は、サラリーマンやってます。20代で会社を辞める予定です。
辞める理由は、自分の時間が大事で、今の仕事は時間を消費しながら行いたいほど好きではないからです。
さて、巷にあふれる多くのサラリーマンは「仕事が嫌い、休みたい」と言います。
セミリタイア志望の諸君、この発言にダマサレテハイケナイ。
いや、彼たちも本心からその言葉を発しているのかもしれません。
しかし、われわれセミリタイア志望者の「仕事が嫌い、休みたい」とはレベルが違う。
幽☆遊☆白書で「S級妖怪でもピンきりがいる」と言っていたコエンマを思い出します。
そもそも、これだけたくさんの人間がサラリーマンをやっており、サラリーマン社会に順応できているわけです。
私から見れば、みなさん仕事が大好きなんですよ。本当に。
たとえば、今一緒に仕事をしている私の上司は、「仕事が嫌い」と言っておりますが、手持ち無沙汰になると次々と新しい仕事を考え出します。私としては、仕事がなくなったら無理に仕事を探しださずにボケーとしておきたいです。私からすれば、この上司は仕事が大好きです。
あるいは別の例を挙げると、現在中国に出張中なんですが、日本と違って店の従業員は不真面目な人も多いんですよね。それを「不真面目だ、けしからん!」と怒る人もいるんですけど、私はそんなふうに怒れません。貰える給料が同じであるならば、手を抜いてラクしたいという気持ちがわかるからです。仕事したくないという考えに共感できるからです。
思ったのですが、「仕事が嫌い」という発言は、仕事が好きだから言えるのではないでしょうか?
ノルウェイの森で「お金持ちの人の最大の利点ってなんだか知ってる?それはお金がないといえることよ」と言っていたミドリを思い出します。
私は「仕事が嫌い」といった類の言葉を言わないようにしているのですが、それはネガティブなワードを口に出すと運気が下がると思っていることもあるのですが、それよりも私が言うと冗談にならない。
みなさん仕事大好きですよ、本当に。