安定を求めると、つまらない人生になる。会社を辞める前の葛藤

 

安定を求めるとつまらない人生になる

 

私は20代で会社を辞めて、セミリタイアする予定です。

 

このまま今の会社で働き続けたら、安定した給料が得られます。いつの日か、資産は1億円を超える自信もあります。社会的なステータスを得られます。

 

しかし、数十年間働いて得られる対価としての1億円には興味がありません。

  

今の年齢でないと、できないことがあります。私は、若いうちに世界一周をしたいのです。定年まで働き、お金をたくさん蓄えたあとで世界一周をすることに魅力を感じません。

 

来年、資産は3,000万円に到達すると思います。セミリタイア生活をするには、心細い金額です。

 

しかし、安定ばかり求めると、自分のやりたいことを見失います。やりたいことが、できなくなります。それは、つまらない人生でしょう。

 

1年後は、会社を辞める目処が立っていると思います。

 

セミリタイアをするために必要な金額を、 自分で考えずに他人から聞いてそれを鵜呑みにしているようでは、 結局、セミリタイアできないと思います。   社会が作ったレールを踏み外すのに、 どうしてまた他人のレールを必要とするのでしょうか。

お金は数値としてわかりやすく表せるために、目標を立てやすいです。

 

そして目標を立てやすいだけでなく、数値で進捗を確認できるので、

ヤル気もアップします。

 

 

しかし、

 

 

それが故にその指標を追い求め過ぎて、方向を誤る可能性があります。

 

 

セミリタイアをするために資産額のことばかり気にしていたら、

たとえ目標の資産額に達したとしても、

他の重要なことを疎かにしているなんてことが起こりえるのです。

 

 

時間はもう取り戻せない。

 

27歳で会社を辞めて世界を旅した結果、「40代・日雇い」

 

私は、サラリーマンを辞めて、世界1周をする予定です。

今、27歳です。

 

紹介した記事が気になりました。

 

 

会社を辞めて、仕事をしない空白の期間を作る以上、

他人と同じような生活は望めないと思います。

 

 

普通でいることを諦める、この心構えが必要です。

 

 

社会のレールから外れた場合、

もう一度レールに戻ろうとしても、前回と同じレールには乗れません。

 

そして、スキルや人脈がない場合、

就職できる会社は、より悪条件になっていきます。

 

私自身、今の会社を辞めた場合、

今よりも好条件の会社に就職することはできないと思っています。

 

仕事を辞めてプラプラしたら、

労働者としての価値が下がることは、自明です。

 

 ですから、就職活動はしません。

 

 

収入を得る手段として、

私は、株式の配当金を主に考えています。

 

3,000万円あったら、年間90万円ぐらい配当金が得られるので、

最低限の生活はできます。

 

まぁ、どうにかなるでしょう。

 

死生観をもつ。スティーブ・ジョブズとガンジー

もし、一ヶ月後に自分が死ぬとするならば、

今すぐ会社を辞めます。

 

どうしても、自分にとっての会社勤めは、

時間を売ってお金を得る手段となっています。

 

ですから、余命1ヶ月だとわかったら、

時間が限りなく貴重な財産となるため、

残された1ヶ月の時間を仕事に使うことはなくなります。

 

 

「今日が人生最後の日だとしても、今日、する予定のことをしたいと思うか。」と。

「ノー」と答える日が続くなら、軌道修正しなければならないということだ。

By Steve Jobs

 

 

このスティーブ・ジョブズの名言に従うのであれば、

私は軌道修正が必要です。

 

しかし、だからといって、サラリーマンを今すぐに辞めたほうがいいかといえば、

それは違うと思うんですよね。

 

 

自分がいつ死ぬかわからない以上、

「今」の他に、「将来」を考える必要があります。

 

 

「今」だけを、大事にしたら、

私は堕落しきったクズ人間になりそうです。

お先真っ暗です。

 

 

「今の幸せ」が「将来の幸せ」につながった生活がいいですね。

 

 

明日死ぬかのように生きよ。 永遠に生きるかのように学べ。

By ガンジー

 

 

こんな感じが理想です。

 

そのようなことを模索しながら、もう少しサラリーマンを続けたいと思います。

 

 

仕事を辞めたい。辞めたら後悔する日はくるのだろうか

仕事を辞めたら、後悔するのでしょうか?

 

特に、結婚のことを考えると、正直わからないです。

 

サラリーマンを辞めて、プラプラすることは、

結婚をしたくてもできない可能性が上がります。

 

 

結婚をして自由を制限されるなんて嫌です。

やりたいこと・好きなことを自由にしたいです。

 

 

また、結婚をして後悔している人もたくさんいるでしょうし、

結婚が良い悪いは、一概には言えないですが、

 

それでも、生きる目的を得られるという点で、

妻や子供を持つことは良い方法だと思います。

 

 

目標や目的がないと、人生つまらなくなります。

 

仕事をしていたら、日々の業務に思考を奪われて、

考えごとをする機会は減ります。

 

しかし、リタイアすると、どうしても時間が増えるので、

考えごとをする機会が増えます。

 

そのとき、目的や目標を持っていないと、

虚無感に襲われるでしょうし、

そのぽっかり空いた隙間を埋めないと、鬱になる可能性もあります。

 

そして、その隙間を手軽に埋められるのが、結婚だと思います。

 

自分はなぜ生きているのだろうかという問いに対して、

「妻や子どもが楽しそうだからまぁいいか」

と納得できる答えを出せます。

 

結婚していないと、自分で目標を見つけて、

その隙間を埋めることが必要となりますし、その隙間が埋められずに、

ネットゲームやギャンブル、新興宗教に依存するリタイア組は多いんでしょう。

 

まぁ、人はいつ死ぬかわからないので、

結婚しても解決する問題ではないのですが。

 

 

そう考えると、セミリタイアするために試行錯誤している日々が、

実は楽しかったりするんですかね。

 

 

サラリーマンを続けて確実に後悔する道。サラリーマンを辞めて後悔するかもしれない道

 

私は創業数十年の日本企業で働いています。年功序列であり平均勤続年数も長いため、定年まで働くつもりの方が多いです。しかし、私は入社した当初から会社を辞めることを意識していました。

 

もし、このままサラリーマンを続けて定年まで働いたとします。その場合,死ぬ前に確実に後悔します。

 

これは、間違いありません。

 

仮にですが、「お前の命はあと一年だ!」なんて余命宣告を受けたら、仕事行かないですもん。休日に思いを馳せながら平日に出社する生活を続けようとは思いません。

 

なぜ今働いているのかといえば、やはりお金のためというのが大きいです。働かずとも生きていけるだけの十分な資産はありません。ですから、安定収入を得られなくなるサラリーマンを辞めるという選択肢を選んだら、貧乏になって後悔するかもしれないです。

 

 

サラリーマンを続けると、確実に後悔します。

サラリーマンを辞めると、後悔する可能性があります。

 

 

「確実に後悔する道」と「後悔するかもしれない道」ならば、選択するべきは「後悔するかもしれない道」の一択です。

 

 

でも、こんなに単純ではありません。

これは、言葉のあやですよね。

 

サラリーマンを辞めたい人を、後押しするなら上記の言葉となるのでしょう。

 

 

金銭的な面で考えると、

 

 

サラリーマンを続けて確実な月収を得る道

 

 

サラリーマンを辞めて無一文になるかもしれない道

 

です。

 

 

そして、人は損失を避ける傾向にありますから、

「確実な月収が得られる道」と「無一文になるかもしれない道」なら、

選択するのは、「確実な月収が得られる道」になるのではないでしょうか。

 

 

サラリーマンを辞めることって、

感情に反した難しい行為だと思うんですよね。

 

 

私も、こんなにセミリタイアするって言っておきながら、

たまに恐くなります。

 

闇金ウシジマくんとか読むと、恐くなる。

 

会社を辞めるにあたり2つの悩み事

勤めている会社を辞めるときに、

私の中で悩み事が2つあります。

 

1つ目は、職場でお世話になった上司に申し訳ないこと。

 

2つ目は、おそらく父親が悲しむこと。

 

 

1つ目について。

 

飲み会にまったく参加しないなど、

職場でのコミュニケーションを避けている私に、

けっこう重要なポジションを与えてくれて、

様々なことにチャレンジさせてもらいました。

 

将来を見据えての先行投資だったと勝手に思っています。

 

ですから、その期待を裏切ることに一種の罪悪感を感じます。

 

 

2つ目について。

 

父親の理想とするライフモデルは、

「勉強をして良い学校に入って、そのあと良い会社に入って定年まで勤める」

というものです。

 

昔は、「勉強しろ」と連呼されていました。

 

 

私が会社を辞めると、父親の理想から外れた道に行くことになるので、

悲しむでしょうね。もしくは、怒るでしょう。

 

一応、大学生のときから仕事を辞めることを親にも宣言していたのですが、

本当に辞めるとは信じていない気がします。

 

 

 

「上司の期待に応えるため」「親を喜ばせるため」

に会社に勤め続ける選択も、1つの正解だとは思います。

 

ですが、私は「自分自身が後悔しないように生きる」という選択をします。

やっぱり自分が一番大事かな。 

 

セミリタイアに向けて楽観と悲観の振り子に弄ばれている

最近、会社を辞めることを頻繁に考えるのですが、

 

 

「絶対辞めてやる。やってられっかー!」

 

 

 

 

「おいおい、会社を辞めて大丈夫なのか?」

 

 

という2つの相反した気持ちの間を、グラグラ揺れ動いています。

 

 

正直、不安になります。

 

 

不安になるということは、現実的に考えていることを意味するので、自分の中で会社を辞めることが固まってきているという証拠なのでしょう。

 

 

さて、近視眼的に今後数年間のことを考えると、会社を辞めたほうが絶対に良いです。ゆっくりしたいです。

 

 

かといって、

 

 

遠くの未来を考えた場合、今会社を辞めるという決断が、明らかな愚行になるかもしれないです。仕事を続ければ、安心感は得られます。

 

 

つまり、

 

遠くの自分を考えて、今の自分の気持ちを無視するのか、

 

もしくは、

 

今の自分を信じて、方向性が定まっていない未来へ向かうのか

 

といった時間軸が異なる2つの考えの間を、

いったりきたりしています。

 

 

でも、会社を辞めないと自分が死ぬ前に後悔するという絶対の確信があるので、

そのうち辞めると思います。

 

でも、やっぱり恐いのです。