28歳で1度無職になったことに後悔なし

 

前回の記事は、反響が大きかったです。1000万円を失ったメシウマを提供する記事です。

  

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Twitterに跋扈(ばっこ)する億万長者と違い、私にとって1000万円は大金なのですが、しばらく仕事を続けるつもりなので、将来設計に大幅な支障をきたす問題は起きていません。 私は大学生のころからサラリーマンになるのが嫌で、会社を辞めることを周りに宣言していました。 28歳のときに、「もう我慢ならん!」となって会社を辞めましたが、2年間の無職期間を経て、またサラリーマンに戻りました。

 

無職から再びサラリーマンに戻って、見えてきたものがあります。

 

他にやりたいことがあるのに、それを我慢して働き続けるのは地獄です。

やりたくないことがあるのに、それを強制されて働き続けるのは地獄です。

 

しかし、 サラリーマンを続けながら自分のしたいことが出来て、 仕事もそこまで負担がかからないのであれば、 サラリーマンはそこまで悪いものではありません。

 

そんな仕事があるのかどうかですが、どこかは妥協すべきですし、 そして世の中の大半はサラリーマンなのですから、案外みんな納得して仕事をしているのではないでしょうか。

 

会社を辞めたい人を食い物にしている情報販売者は、 サラリーマンを馬鹿にしますが、 そもそもサラリーマンを「社畜ゥ!」と煽っているような無職は、 無職を楽しんでいません。自分を肯定するために、過度に他者を否定しているだけです(反対に、無職を煽るサラリーマンも同じです)。

 

サラリーマンは無気力な無職を見て、「あんな生活したくない」なんて思いますし、無職は残業しているサラリーマンを見て、「あんな生活したくない」なんて思うものなのです。

 

サラリーマンは、仕事がキツいときに無職を見て「いいなぁ」なんて思いますし、 無職は、街中でリア充っぽいサラリーマンを見て「いいなぁ」なんて思うものなのです。

 

サラリーマンは株価が暴落しているときに、「無職にならなくてよかった」なんて思いますし、無職は株価が上昇しているときに、「仕事なんてやってられん」なんて思うものなのです。

 

隣の芝生は青く見えるのです。

 

会社を辞めてしたいことがわからない

 

今の私には、会社を辞めてしたいことがわかりません。会社を辞めてでもしたいことがありません。

 

私の人生って、ゲームをして、本を読んで、映画を見て、株式投資をして、たまに旅行ができたら満足できるのです。 28歳のときに、「パタヤに住みたい!世界一周がしたい!」と会社を辞めて外の世界に飛び出しましたが、 パタヤに住むのは1ヶ月ぐらいで飽きましたし、1人でする海外旅行も途中からは旅に疲れて、部屋でネットサーフィンばかりしていました。

 

ずっと1人でいると虚しさが訪れます。5億年ボタンどころか1年ボタンでも恐怖だし、ましてや現実世界では歳を取る。

 

コロナウイルスで不景気になるかもしれませんから、案外働くのは良いかもですよ。5年前の2015年に書いた記事。

 

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5億年ボタン。


【アニメ】5億年ボタンを押すとどうなるのか?