仕事の向き不向きを考える。自分探しをするために役立つ5つの質問

 

自分探し。それは、「本当の自分」を探すこと。中二病的な響きがあります。定番は海外旅行やボランティアでしょうか。結局のところ、「自分」なんて見つからないのが常ですが、とはいっても「自分」について知っておくのは重要なことだと思います。

 

なぜなら、人はそれぞれ異なる特性を持っており、その特性に合った環境に身を置かなければ成果を出せないからです。成果なんて言うとこれまた自己啓発っぽいですが、要は成果が出ないイコール人生楽しくない、ということです。

 

私は今年で会社を辞めますが、今後も何かしらの仕事をする必要があるでしょう。具体的なことは決めていません。どうしようかな。

 

そんな折に、最近読んでいる「ハーバード・ビジネス・レビューBEST10論文」の中に出てきた「自己探求の時代」というドラッカーの論文がとても参考になりました。文中には仕事の仕方を自覚するためとありますが、私は自分探しに置き換えました。自分に合った仕事を探すヒントになります。

 

 

 

それでは、いってみましょう。

 

 

読んで理解するか、聞いて理解するか

 

世の中には読んで理解する「読み手」と、聞いて理解する「聞き手」がいるそうです。みなさんはどちらですか?私は間違いなく「読み手」です。電話が苦手です。あと、口論も苦手です。実際に自分の目で文字を読むとすんなりわかることでも、聞くだけだったら理解できないことが多いです。

 

私は人から聞いた話はメモをたくさん取って文字にすることを意識して行う必要がありますね。

 

 

読んで学ぶか、聞いて学ぶか、書いて学ぶか、行動して学ぶか、話して学ぶか

 

巷には学習メソッドについて書かれた本が数多くありますが、学び方は人それぞれ違うらしいです。1ダースぐらいあるのではないかとのこと。紹介されていたのは5種類だけでした。

 

得意な学び方はどのようなものかと聞けば殆どの人が答えられるそうですが、私は答えられません。みなさんは答えられますか?

 

それにしても、28年間も生きてきて自分の得意な学び方も知らないというのは情けない話です。省みると、事前に情報をあれこれ仕入れるのが苦手なので、実際に行動をして学ぶことが多いです。ということで、私の得意な学び方は行動しながら学ぶになるのかな?これからは実際に行動を起こすことを意識します。

 

 

チームで活動したほうがいいのか、一匹狼で行動したほうがいいのか

 

私は一匹狼ですね。なぜなら、私は行動を強制されることが苦手で、自分にとって意味がないと感じることには手を抜きすぎるからです。このような傾向は誰にでもあるかもしれませんが、私は群を抜いています。自慢できることではないですが。

 

たとえば、学生のとき私はテストの成績は良かったのですが、提出物を出さないことがザラにありました。教師に怒られないために他所からノートを入手して、写して提出するなんてしません。提出せずに教師から呼び出しをくらっていました。

 

チームで行動をすると、どうしても自分でコントロールができない、やらなくてもいいのではないかと思うこともやる必要が出てきます。だから、一匹狼がいいと思います。もしもチームを組むのであれば、自分が担当していない業務をすべて他人の責任にする、自分の担当は自分の責任、という住み分けが必要です。これならいけると思います。

 

補足ですが、チームで行動をするのが得意な人は、意思決定者、補佐役、教師、相談役といったどの役目に合っているかを考える必要があるようです。

 

 

緊張や不安があったほうがいいのか、安定した環境のほうがいいのか

 

言い換えると、本番と練習のどちらのほうが強いかということでしょうか?練習だとかなり優秀な人でも本番だとパッとしない成績しか残せない人がいる一方で、その逆の人もいますからね。

 

私は、本番に強い(と思っているし、言われたこともあります)ので、緊張や不安があったほうがいいのだと思います。安定しているとダラダラしてしまいます。

 

 

大きな組織のほうがいいのか、小さな組織のほうがいいのか

 

新卒は大部分が知名度の高い大企業を希望しますが、所属する組織の大きさも重要なんですね。今まで考えたことがありませんでした。

 

私は自己判断で一匹狼なのですが、それでいても何らかの組織に属さなければいけないということでしょうか?多くの意思決定者が介在する大きな組織よりも、小回りが効く小さな組織のほうがよさげに見えますが。

 

そもそも大きな組織ってどれぐらいの人数なんでしょうか?とりあえず、大企業は私にとって向いていない可能性が高いです。

 

 

最後に

 

ドラッカーの論文から抜粋します。

 

 

大きな貢献が可能な適所に自己を置かなければならない。職業生活は50年にも及ぶことになる。その間、いきいきと働かなければならない。自分の仕事をいつ、いかに変えるかさえ知らなければならない。

 

 

とりあえず、私は会社を辞めて個人で活動することになりました。不安と一匹狼を味方にして生きていきます。