28歳で新卒入社した会社を辞める決断。その理由と心境とは?

 

2015年7月現在、退職日(仮)が決定しました。そして、今は6連休のモラトリアムを満喫しています。先日、会社を辞める理由を書きましたが、まだ書き足りないことに気づきました。本日は、会社を辞める理由と心境の第2弾を書きたいと思います。

 

成長なき会社人生

 

私は独学が好きです。自分のペースで進められるからです。独学の場合は、学習メニューを自分で決める必要があるので、「どのようにしたら上達するか?」と考えることが多いです。

 

上達するためには脳に同じ刺激ばかりを与えてはいけません。人は慣れるからです。刺激が少なくなったときは、負荷を上げる必要があります。

 

でもこれは、モチベーションがないとできないんですよね。

 

会社での仕事を振り返ると、私は新しいことに挑戦せずにただ目の前の仕事をこなしているだけでした。このまま会社で働き続けても、数年後の自分は今の自分と変わっていないことが目に見えました。だったら、会社を辞めて空いた時間で自分のしたいことをしようと思ったんですよね。興味をかきたてられる方向へ知力を伸ばす機会を、やりたくない仕事でみすみす逃してしまうのはもったいないという気がしました。

 

ドキドキワクワク

 

先日、タイが舞台の映画「ザ・ビーチ」を見ました。簡単に説明すると、現代社会から解放された楽園のビーチで生活するストーリーなんですが、主人公に対して「仕事はしなくて大丈夫?」と思ってしまいました。

 

私自身、会社を辞める不安感はありますね。たまに不安が頭をもたげます。ドキドキ。

 

一方で、会社を辞める高揚感もありますね。ワクワク。

 

ドキドキがないワクワクはあるのでしょうか?もしそれがあったとしても、薄っぺらい感じがしますね。やはり、ドキドキがあるからワクワクが際立ちます。

 

ドキドキがないワクワクは偽物です。そして、今の私は仕事を辞めることになってドキドキワクワクしてるんだぜ!

  

不安の正体

 

不安に感じる原因の1つに金銭的なことはあると思います。また、社会的に属する物がなくなったという喪失感、マイノリティ感、そして、このまま仕事をしないで数年間を過ごしたときに、2度と仕事をする自分には戻れないのではないか?という恐れがあります。一方通行の恐怖です。

 

他には、会社を辞めたあと2年ぐらいはやりたいことで埋まっているのですが、そのあとはどうしようかなと思います。まぁ、2年先のことなんて考えなくてもいいかな。

 

会社を辞めたほうが成長できると思うなんて書きましたけど、ダラダラ過ごすだけかもしれません。かっこいいこと書きました。すいません。

 

セミリタイアした直後の心境は、奴隷を抜けだして自由を手にしたメランティオス(カロン)の言葉が当てはまるのだろうと思っています(ヒストリエ(9)より抜粋)。

 

 

今は自由の軽さと重さ 存分に味わっております

 

 

続きはこちら。