28歳で約6年間勤めた会社を退職することにした。退職相談メールを上司に送信

 

た、た、た、退職したわけじゃないんだからね。

 

 

 

 

その日は、朝6時に目が覚めました。スマートフォンのアラームに起こされるのではなく、自分で目覚めるのは気分がいいです。眠くないというだけで、仕事に行く苦痛が和らぎます。

 

さて、今日は私が会社内でみんなと仲間でいられる最後の日です。

 

仕事が終わったあとに、退職相談のメールを上長に送信する予定だからです。

 

「これから忙しくなるのに一体何を考えているんだ!」

「今までお前にかけた教育コストを考えてみろ!」

 

上司からはこんな声が聞こえてきそうです。ごもっともです。 でも、もう限界です。しばらくゆっくりさせてください。 

 

退職相談のメールの内容

 

主な内容は下記です。全文載せたら面白いのでしょうけど、身バレが恐いのでこの程度でお願いします。

 

1.出社が苦痛

退職理由です。ウソをつくことが苦手なので、正直に話します。私は語学留学に行く予定なので、「語学留学」というのも使えそうですが、より大きな理由であるこちらを選びました。退職するまでの出社を甘くしてもらおうという魂胆があります。

 

2.最長で来年3月いっぱいを目処に退職したい(有休を含めて)

仕事を辞めると同僚の仕事量が増えるのは火を見るよりも明らかです。迷惑がかかるので申し訳なく思います。特に、今年はこれから忙しくなる予定です。いちおう、忙しくなるピークの時期は仕事をするつもりであるということを伝えました。

 

なぜ今の時期、つまり忙しくなる前に退職相談のメールを送ったかというと、忙しくなってからでは日々の業務に追われて、退職時期が大幅にずれ込む可能性を恐れているからです。

 

3.ただし、長くなる場合は有休を使って週休3~4日の週を加えてほしい

退職者で有休が余っている場合は、有休をまとめて消化することにより、2ヶ月ほどの休みになると思います。私も50日弱有休は残っているので、有休消化をすると2ヶ月ほどのまとまった休みになります。普通はその期間に就職活動をしたりするみたいですが、私は仕事を辞めたあとすぐに働く気はありません。2ヶ月どころではない休暇に突入します。ですから、まとまった休みは価値が低いので、有休を小出しで欲しいという要求をしました。

 

「今日から2週間後に退職→有休消化に突入」であるならば、まったく問題はないのですが、最長で来年の3月まで働くということを伝えましたので、もっとラクしたいなと。そして、忙しくなるピークは来月あたりからなので、それまでは週休3~4日にしてほしいということです。

 

「自由」の踏み絵。隠れニートの見つけ方

 

会社を辞めることに対して、なぜか罪悪感を感じています。それは、私が会社にもたらしたものよりも、会社から受け取ったもののほうが多いからでしょう。ノースキルの私を雇ってくれました。給料をもらいながら働き続けることができました。

 

安定した給料。

社会的なステータス。

海外出張や福利厚生。

 

仕事を辞めない理由を見つけることは簡単です。そして、これらは「自由」と引き換えに手に入れることができます。平日の8時間を会社に捧げればよいのです。私は表面上は会社員を装いながら、ずっと会社を辞めることを意識していました。

 

 

 

 

さぁ、踏んでみろ!踏んでみろ!

 

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私は、「自由」という踏み絵を踏むことができませんでした。

 

メール送信前の心境

 

恐怖でした。「このメールを本当に送っていいのだろうか?」と直前になってかなり悩み、15分ほど送信ボタンを押せなかったです。

 

朝の時点ではメールを送信する前に、「マジで辞職する5秒前」とツイートする予定だったのですが、とてもそんなギャグを言う気にはなりませんでした。

 

メールを送信したあと、心臓はバクバク。

 

とりあえず、賽は投げられました。続きはこちらです。

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