逆転裁判5を今更ながらクリアしたので評価してみる

 

ネタバレ含みます。ご了承ください。

 

 

 

カプコンのヒット作、逆転裁判シリーズの第5弾。逆転裁判の元祖はパソコンゲームからファミコンへと移植されたポートピア連続殺人事件ということが言われており、実際、「コマンド方式」、「調べる」など今の逆転裁判とそっくり。そんな昔からこのシステムの基礎が出来上がっていたことは驚くべきことだと思います。

 

本作の逆転裁判では、矛盾を暴くとストーリーはどんどん展開して事件の全貌が明らかになっていきます。一難さってまた一難、まさに逆転に次ぐ逆転のシナリオは、商品名を意識してのことでしょう。法廷パートで3D表示になっていることに少し感動しました。注目すべきは、奇抜な登場人物と矛盾を暴いたときの爽快感、そして可愛い女の子だ。

 

 

アウチ検事!!

 

さぁ、逆転裁判のステージ1の検事といえば、おなじみアウチ検事。あれ?髪がふさふさだと思ったら、アウチ検事の弟のアウチ検事だったみたいです。

 

逆転裁判の踏み台の代名詞であるアウチ検事をあっさり攻略、、、というわけにはいかずに、私は第1話でまさかのゲームオーバー。アウチ検事に負ける屈辱を味わいました。。。逆転裁判もシリーズを重ねて今作5となり、第1話は従来よりも高難易度。適当にやりすぎました。

 

とはいっても、その場から再開できるプレーヤーに優しい設計となっていました。にくいね。

 

 

ところかまわず調べ、、、られない

 

逆転裁判の楽しみ方の1つに、ストーリーとは関係ない物体を調べて、登場人物のやりとりを楽しむというのがあるのですが、今作品では調べられる箇所が大幅に減っていました。これはいったいなぜ?

 

と思っていたら、キャタツ発見。ワクワクしながら調べてみました。キャタツの会話は大好きです。

 

成歩堂龍一

「それはキャタツだよ。」

 

真宵ちゃん

「どうちがうの?同じようなものじゃない。もっとホンシツを見ようよ、なるほどくん。」

 

 

プレーヤーに優しいシステム

 

さきほど、「第1話のアウチ検事に敗北した」と書きましたが、ゲーム全体としてはかなり簡単になっています。今までのシリーズで最も簡単。

 

探偵パートで調べたところにはチェックマーク。

探偵メモで次に何をすべきかがわかる。

ヒントも盛りだくさん。

 

基本的に、逆転裁判は探偵パートでは「会話」と「調べる」、法廷パートでは「ゆさぶる」と「つきつける」の繰り返しになるので、シナリオの完成度が面白さを左右します。

 

よって、謎解きは簡単にしても、シナリオが良ければ逆転裁判の面白さは失われないという製作者の考えでしょうか。

 

 

第5話が圧倒的に面白い

 

第5話が圧倒的に面白いです。今までのキャラクターが勢ぞろい。ゲーム内容というよりも、好きなキャラクターが出てきてテンションが上がる感じ。逆転裁判を始めてプレイしたのが14年前。まさにタイムカプセル。

 

申し訳ないですが、シナリオに私の願望を言っておくと、スパイは森澄しのぶだったらかなり面白くなっていたと思います。宇宙センターに森澄しのぶが登場したときに、これはまさか。。。と思っていたのですが。

 

 

それにしても。。。

 

 

何で第5話のパートナーが真宵ちゃんではなくてハミちゃんなんだ!