28歳で新卒入社した会社を辞めるという決断。退職日が決定してから気づいた3つの誤解

 

私は今年の2015年中に、新卒で入社した会社を辞めます。次に働く会社を決めているわけでもなく、しばらくのんびり過ごす予定です。

 

上司に退職相談メールを送信する前は本当にドキドキしました。不安もありました。しかし、退職が決定してから半月が経過した今、「退職が決定したらこんな気持ち、状況になるだろうな」と想像していたことのいくつかは間違っていたことに気づきました。本日は、それらについて書きたいと思います。

 

 

退職日が決まると仕事のやる気が出る

 

これ、間違いです。「今のお前は仕事のやる気がないのか!?けしからん!!!」と怒る方もいるかもしれませんね。すみません。やる気ありません。

 

退職日が決まるとメリハリができて、仕事に対してやる気が出ると思っていました。退職相談メールを上司に送る前は、「このメールを出したら来週から1.5倍ぐらい仕事を頑張れる」と考えていました。

 

しかし、面談で退職することが決定したあと、やる気は上がるどころか下がっていきました。現状は仕事を耐え忍んでいるという言葉がぴったりと当てはまります。「会社を辞めて自由になるはずなのに、なぜまだ出社をしなければならないのか?」と自問自答したりもします。

 

 

正解:退職日が決まると仕事のやる気が下がる。

 

 

会社を辞めたあとのことで不安でいっぱい

 

これ、間違いです。「ふぉふぉふぉ、不安にならないじゃと?そんな見え見えのやせ我慢はよしなされ。」と言う方もいるかもしれませんね。不安はそんなにありません。ワクワクしてます。

 

退職日が決まると、将来のことを考えて不安になったりするのかと思っていましたが、今は辞めることが楽しみです。たまに不安になりますが、明らかに楽しみのほうが勝っています。

 

これは、蓄えがあるかどうかで大分変わってくるかもしれません。個人的には、セミリタイアするしないは関係なく1年分くらいの生活費は貯蓄しておいたほうが良いと思います。いざというときに、慌てなくて済みますからね。

 

ふと思ったのですが、「冷静に」判断をしていけば大きな失敗はしないのではないでしょうか?株やギャンブルで大損するときは冷静ではないときですし、振り込め詐欺なんかも感情を揺さぶられて正常な判断ができなくなるから引っかかるものです。

 

巷を見渡してみると、あまりお金もないのに働かず楽しげに生きている人たちはけっこういますので、人生なんとかなると楽観的に考えています。 自暴自棄にならなければ、道は開けます。

 

 

正解:会社を辞めることが楽しみ。

 

 

退職が決まると職場で疎外感を感じる

 

これ、間違いです。「オレっちはいつも疎外感を感じてるぜー!」と絡んでくる人もいるかもしれませんね。頑張ってください。ファイト!

 

私は創業数十年になる典型的な日本型雇用の会社で働いています。平均勤続年数も高く、定年まで働き続けることが一般的なので、社員は家族という風潮は少なからずあると思います。ですから、「会社を辞める」ということは「家族をやめる」と言っているのと同じで、疎外感を感じるようになると思っていました。

 

以前の「28歳で約6年間勤めた会社を退職することにした。退職相談メールを上司に送信」という記事でこんなことを書きました。

 

 

さて、今日は私が会社内でみんなと仲間でいられる最後の日です。

 

 

まさに会社を辞めることは職場での孤立を意味するという私の考えが反映されています。実際は、みなさん昔と変わらずに接してくださります。

 

 

正解:退職が決まっても職場の人間関係は変わらない。

 

 

最後に

 

いかがだったでしょうか?上記の3つはあくまで私の場合です。特に、3つ目の「退職が決まっても職場の人間関係は変わらない」というのは、大きく意見が分かれそうです。ネットを見ていると、退職が決定したら職場の人間から嫌味を言われるようになったという方も大勢いるようです。

 

そんなあなたへ。退職が決定したぐらいで嫌味を言うような人から逃れられてよかったですね。退職、おめでとうございます。