ラオスにいったい何があるというんですか?

 

Pha That Luang。空模様が怪しいですが、案の定このあと雨が降りました。そして晴れました。

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日本で規則的な生活をしていると刺激を得られることは稀ですが、だからと言って初めて訪れる海外の地が大きな刺激を与えてくれるとは限りません。

 

ラオスに来た私の気持ちを表現するならば、地方に転勤になった会社員とでも言えば理解してもらえますでしょうか?

 

感情の起伏がないですが、それもそのはず、そもそもラオスで私はいたって冷静でした。

 

まったりと過ごした体験を言葉だけで刺激的にすることはできないですし、できたとしてもそれは何か間違っているでしょう?

 

 

ワールドカップ予選【日本対タイ】を観戦

 

ラオスには国際バスで入国しました。降車したあと、いつものようにトゥクトゥク運転手の営業をかいくぐり、ホテルまで2km弱歩きました。

 

ビエンチャンに特定の何かを求めていたわけではありません。でも、行けば何かがあるかもしれないと少し期待していたことも事実です。結果、何もありませんでした。

 

ホテルに到着したあと、すぐに4日後のハノイ行きのチケットを調べていました。なぜ4日後かというと、ホテルの男性従業員に3日後に行われるワールドカップ予選の日本を一緒に応援しようと誘われたからです。

 

隣国のタイを応援しないことが意外だったのですが、よくよく考えてみると私たち日本国民も隣国とは戦争の歴史があって、今も仲良くないですね。ラオスも似たようなものなのでしょう。

 

 

「boring game」

 

 

従業員が途中でこのように言い放った試合で、2−0で日本はタイを降しました。

 

 

テンプルホッピング

 

自転車を借りて、テンプルホッピングしました。40,000キープ(約500円)。

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ラオスには何もないと書きましたが、それは語弊があって実は寺がたくさんあります。そして、寺巡りはなかなか楽しかったです。

 

寺巡りと言えば、ミャンマーのバガンを思い出します。私はラオスでミャンマーのことを思い出していました。浮気者です。 

 

ラオスにいったい何があるというんですか?

 

異国の地を放浪する29歳の無職。テンプルホッピング。つかの間の休息。boringなワールドカップ予選。そしてときには晴れの日の水たまり。

 

 

今回のブログ記事の題名は、村上春樹さんの本の題名を引用させていただきました。