職業訓練校のコースの内容、クラスの雰囲気、どのような人が来ているのかなど
2016年4月から職業訓練校に通っています。今日は2週間ほど通った感想を書きたいと思います。
補足ですが、職業訓練校にはいろいろなコースがあってそれぞれ雰囲気が異なります。私の個人的体験からの感想となりますので人によっては見当違いな記事という印象を受けるでしょう。
コースの内容
私はDIYを学ぶコースを受けています。この2週間でパテ塗り、のこぎりで木を切ったりカンナがけをする木工作業、砥石(とぎいし)で刃を砥いだりしました。
これらのことを自分で学ぼうと思ったら、道具代や材料費でけっこうな額になっていると思います。それを無料で(というか失業保険で給付金がもらえる)受けられることに感動しています。
どのような人が来ているのか
全員で20人です。20代5人、30代6人、40代3人、50代2人、60代4人、うち女性は2人です。趣味で受けている人、また不動産投資に活かしたいという人をすでに1人ずつ知っています。
先生が言うには、このDIYのコースは他と比べて就職率が悪く、厚生労働省からプレッシャーをかけられているようです。このコースの特性上、仕方のないことなのかもしれません。就職についての面談もけっこうあるようです。それを思うと少し気が重いですね。
クラスの雰囲気
アットホームな感じでみんな真面目に授業を受けています。今まで小中高大では周りは同年代ですし、特に高校からは学力も同じレベルなので、競争心が芽生えやすいですよね。
しかし、職業訓練校の今のコースは多種多様な人の集まりなので競争心はまったく芽生えません。そして、「必要なスキルを身につけて就職すること」が目的なので、他者との比較ではなく昨日の自分より今日の自分が成長していることに重点を置きやすいです。
飲み会もありました。ネットでは「底辺で仲良くなって飲み会とか嫌だ 」なんて意見を見かけたのですが私の考えを2点述べます。
1点目は、先ほども書いたように職業訓練校は多種多様な人の集まりです。いろいろな価値観、考え方に触れられるということにおいて、同じような人が集まっている会社の飲み会よりもよほど価値があると思います。
2点目は、 初めに先生が言っていたのですが、職業訓練校に来ている人は、
「職業訓練でスキルを身につけないと就職ができなくて困る人」
と
「職業訓練でスキルを身につけなくても就職に困らない人」
の2種類の人に大きく分けられます。知り合いの億超え投資家の方も職業訓練校に通われていたことからもわかるように、凄い人もいますよっと。
偉大なるマンネリズム
平日は学校、土日祝は休みと久しぶりに小学校のときから慣れ親しんだスケジュールで生活しているわけですが、スキルを習得するにあたりこのマンネリズムは効果的ですね。スケジュール通りに、まるで流されるように生きていても、スキルがどんどん蓄積されていきます。まぁ、週5日は多いなと感じており週3日ぐらいがいいです。
正直な話、朝起きたあとに学校に行きたくないと思ったりもするのですが、それでも今の生活は楽しいです。そしてやはり、学校が休みの日はとても嬉しいのです。