MNP移転を海外(タイ)から行う方法。ソフトバンクの場合

 

携帯電話はもはや必需品であり、毎月の携帯代金を下げることは節約の基本です。私はソフトバンクを契約しているのですが、ずっとMVNO(格安SIM)に変えたいと思っていました。

 

2015年11月は2年縛りの呪縛から開放される月で、そのとき私は海外(タイ)に滞在していました。ですから、海外からMNP移転に挑戦しました。

 

 

まずは、日本にいる時点で最寄りのソフトバンクショップに行って海外からMNP移転ができるかどうか確認をしたときのことです。

 

 

Mao

「海外からMNP移転はできますか?」

 

ソフトバンクショップの店員

「ちょっとわからないですね。MNP移転の専用ダイアルはこれなのですが、繋がるかどうか。。。」

 

 

期待していた回答は得られませんでした。とりあえず、MNP移転窓口の名刺を受け取りました。

 

 

そして、実際に海外からその番号にかけてみると繋がらず。

 

 

ソフトバンクのホームページを見ていると、ソフトバンクカスタマーサービスのTwitterアカウントを発見。質問してみました。

 

 

 

 

 

Twitterのリプライにあるソフトバンク国際コールセンターに電話。

 

 

Mao

「海外から繋がるMNP窓口の電話番号を教えて欲しいのですが?」

 

コールセンターの店員

海外からはMNP移転ができないので、日本にいるご家族の方が委任状を持ってソフトバンクショップにご来店していただく必要があります。

 

 

まじかよ。家族の負担大きいな。日本でソフトバンクショップに行ったときにこの事実を教えてもらっていれば、まだ対策していたのですけどね。2年縛りの嫌がらせ、ほんとにやめて欲しい。

 

 

委任状の注意点 

 

下記サイトより抜粋。

 

自筆で委任状を書く際は、以下の必要事項を記載してください。以下の必要事項を満たしていれば書式は自由です。
※必要事項を満たされていない場合は受付できませんので、ご注意ください。また、委任状は契約者ご本人さまが自筆してください。
必要事項
1.標題を「委任状」とし、「ソフトバンク株式会社行」と記入
2.作成年月日を記入
3.「△△に関する一切の行為を代理人「○○○○」に委任します。」と記入  ※△△・・・委任する手続き(例:機種変更、割賦契約など)  ※必ず「一切」の文言を記入してください。
4.ソフトバンク携帯電話番号
5.契約者氏名+朱肉で押すタイプの印鑑を押印
6.契約者の生年月日
7.契約者住所(都道府県名から)
8.契約者連絡先電話番号(市外局番から)
9.代理人氏名+朱肉で押すタイプの印鑑を押印
10.代理人住所(都道府県名から)
11.代理人連絡先電話番号(市外局番から)

 

 

MNP移転の手続きはできた

 

委任状は自筆で書く必要があるのですが、日本にいるときにソフトバンクショップの店員が教えてくれなかったので、仕方がなく家族に作成してもらいました。

 

家族がソフトバンクショップに持参したものは、

 

・委任状

・代理者の本人確認書類

 

です。もしも、私自身の本人確認書類(免許証やパスポート、健康保険)の提出が求められたら、「日本でソフトバンクショップに行ったときに教えてもらえなかった。」というクレームを入れる気満々だったのですが必要ありませんでした。無事手続きができたようです。MNP予約番号ゲット。

 

 

海外からSIMを契約するにはVPNが必要

 

新しい契約先ははDMM mobileに決めました。意気揚々とDMMのサイトにアクセスしたところで、また問題発生。SIM契約のページにアクセス制限がかかっており、タイからは繋がりません。

 

ということで、VPNを使って日本を経由してサイトにアクセスする必要があります。

 

私はFlyVPNというサービスを利用しました。20分無料で使用できます(VPNの無料サービスは他に、筑波大学が提供しているVPN Gateが有名なのですが、VPN Gateは接続先のサーバーの指定方法がわかりませんでした。接続先のサーバーは日本国である必要があります)。

 

 

以上で、無事DMM mobileと契約をすることができました。