ブログの大先輩である金村さんと博多でオフ会。無職だと働きたくなるという嘘

就職活動を本格的にスタートさせたMaoです。先日、会社面接を受けに博多に行きまして、そのときに『Time is money キムのお金日記』の金村さんとオフ会をしました。

金村さんのブログは昔から愛読しており、私が初めてコメント投稿したのは4年前の記事に遡ります。これです。

失うものがない人生

そもそも、私がブログを始めたきっかけは、金村さんのブログを見たことなんですよね。もともとはブログというシステムは使っておらず、サイトでちょろちょろ日記を書いていました。ある日、セミリタイアブログ村で金村さんのブログを見つけて、そして金村さんが雑誌に取材されている記事を読んで、ブログの可能性を感じたのです。

結局、私のもとには取材の依頼など一切きませんでしたけど。

それは置いておき、金村さんとは高級イタリアンでのオフ会となりました(直前の場所移動すみません)。Twitterやブログでは、生々しい下ネタを言う金村さんですが、実際にお会いしたら紳士的な方でしたし、ブログに対する姿勢はプロブロガーそのものでした。

また、すごく真面目な方ですね。「働きたくない」という世間一般で不真面目なことを真面目に取り組んでいるのがセミリタイアブロガーの共通点なのですが、金村さんは特に真面目な方で、たとえばブログは今でもほぼほぼ毎日更新で、「すごい」の一言に尽きます。

印象に残っているのが、「仕事をしていることによって逆に尊厳が失われている」という金村さんの話で、サラリーマンとして得ているものはもちろんあるはずなので、「サラリーマンの地位は空気みたいなもので、失ってみて初めて良さに気づきますよ」なんてことを言ったのですが、あとから、サラリーマンの地位を空気に例えるなんて、空気に対して失礼だったな、そんなに重要なものではないなと思っているのですが、それは置いておき、金村さんの場合は本当にそのようなこともありえるのかもしれません。

最近になって金村さんは会社を辞める時期を決められたとのことなので、この先、展開が気になります。一度辞めて2年間働かずにフラフラしてもう1回働く身としては、是非、会社を辞めて起こった気持ちの変化などを綴って欲しいです。

たぶん25年間セミリタイア生活を送ってダラダラしていても、もう少し働きたいという感情は微塵を起きないことでしょう。
微塵も起きないほうに1,000万円賭けます!

金村さん視点のオフ会記事「セミリタイアの大先輩Maoさんと食事してきた」より

会社を辞めたら働きたくなるという嘘

まじもうムリだわぁー。無理無理ムーリムーリ。翌日の会社面接を受けて、悟りましたわ。Mao悟りましたわ。会社を辞めたら働きたくなるなんて嘘ですわ。はっきり言いましょう。働きたくない!働きたくない!

ここで2つほど言っておきましょう。そりゃあ、私だって、勤務時間や休み、仕事内容に至るまで自己裁量がある状態で、かつ、高給で、周りから尊敬を得られるような仕事だったら働きたいですよ。働きたい!働きたい!

でも、実際はそうではないじゃないですか。毎日同じ時間に起きて会社に行くことを、これからの人生で続けていくなんて、やりたくないですよ。

いやね、今回面接を受けに行った会社は素晴らしい会社だったんですよ。巷には、人を使い捨てのように扱うブラック企業とかあるじゃないですか。そんなことは全然なくて、私を一生懸命に育てるという意志がビンビンに伝わってきたんですよ。だからこそ、長期的な展望などを聞かれたわけですが、数十年会社に通い続けることを考えると、もうめまいがしちゃってね。クラクラっと。もしも私が福本伸行さんのマンガの登場人物だったら、ぐにゃあってなってましたよ。ぐにゃぐにゃ〜。とても働けないと思ったわけです。

あと、働きたくないと言っておきながら、Maoは就職活動をしているじゃないかというツッコミはごもっともなんですけど、前回のブログ記事にも書きましたけど、働いたほうが良いかなとは思っているんですよ。ラクをするためにする苦労というものが世の中にはあるじゃないですか。受験勉強とかジム通いとかタイ旅行前に行う断射とか。いや、断射は少し違うか。

とりあえず、働きたくないけど働いたほうが良いとは思っているんですよ。でも、日本だとぐにゃあってなるので、大好きなタイに活路を見出して就職活動をすることにします。