美意識を選択の軸に加えると人生が良い方向に向かう

美しさを求めたら、人生は良い方向に向かうのではないでしょうか。

 

 

たとえば、投資の場合。

美しいポートフォリオを作ることを目的にします。

失敗した投資を振り返ってみると、

儲けたい欲に駆られていつもより大きいポジションを建てていることが多いです。

 

自信があるときに、大きいポジションをとって、

値下がりにより身動きがとれなくなるパターン。

 

 

ある銘柄のポジションが他と比べて大きくなっていて、 美しくないです。

 

おそらく、美しいポートフォリオを作ることを目的にしていれば、

もっと慎重に投資ができると思うのです。

 

もしくは、しっかり損切りができるはず。

 

 

記憶の場合。

私は、単語を「語呂合わせ」で覚えることを避けていると書きました。

(参考記事:タイ単語の暗記について2

 

 

ありえない話だと思いますが、

 

数学者が九九を語呂合わせで計算していたり、

宇宙学者が、惑星を「水金地火木土天冥海」と言っていたり、

歴史学者が「いい国つくろう鎌倉幕府」と言っていたら、

私は美しくないと思います。

 

想起したいことを迂回せずに直接思い出せる脳が、美しいと思います。

 

 

持ち物の場合。

持ち物を判断するときに、「必要か必要でないか」という論理の軸だけではなく、

「美しいか美しくないか」という感性の軸を加えて考えると、

結果的に、自分にとって大事な物が見えてくる気がします。

 

人間は論理と感性に従って生きているのであり、

感性をないがしろにして持ち物を取捨選択することは、

自分を見失う恐れがあります。 

 

 

何を美しいかと感じる基準は人それぞれであり、

上記の3つの例においても、人それぞれで美しさを感じる部分は異なります。

 

 

ここで重要なことは、自分が美しさを感じていない場合、

それは自分の型から外れているということです。

 

そして、自分の型にはまっていないということは、

悪い結果が出やすいと思います。

 

 

物事が自分の型にはまっているかどうか、

それは、自分がそれを美しいと感じるかどうかで判断できますし、

物事が自分の型にはまっていたら、人生は良い方向に向かうと思います。